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やっと確認申請

なまずの貸家がやっと確認申請提出とあいなりました。

町役場や、土木事務所に何度も足を運ぶ羽目にナリ

やっと今日、県の住宅建築センターに提出できました。

事前に電話して調べていても、行ってみないと判らないことも多々あり、

今回に至っては、3度目に足を運んでやっと判明したこともあり
(担当者が把握していなかった)

もー、臨月間近の妊婦をバタバタさせないでよ!

と、グチってはいけませんが

ぼやきたくなる一件でした。



やっぱりお役所仕事は‥ ということで

2日でおりるハズという民間審査機関に申請先を急遽変更しましたが

結果は吉と出ますでしょうか‥?
# by unarchism | 2006-12-13 17:45 | なまずの貸家

日本建築学会大会

に、行ってきました。

神奈川大学に日帰りで。

5カ月になるお腹をちょっと心配しながら、どうにか無事帰ってきました。



後を引き継いでくれた後輩が仕上げて、今回の大会に梗概論文を提出できたので
その発表に行ったのでした。

膨大な資料がある中で、多数の切り口があり、まずは第1回目ですがやっと成果をひとつあげられました。

表題は
「野中實の作品の概要について ~熊本の建築家 野中實の作品に関する研究 その1」
「RC造風木造建築について ~熊本の建築家 野中實の作品に関する研究 その2」
です。

これもひとえに、まじめな後輩がまとめてくれたお陰です。
彼は結局卒業論文にも野中實氏の研究をしていますが、非常に図面を良く見て
分析してありました。

野中實氏の手描きの図面と若干の写真が存在していたことから端を発した研究ですが、
昭和初期から戦後まもなくの建築家で、作品はほとんどが木造ということから
作品のほとんどは現存しませんので
図面を読み解くしか基本的には術はありません。

しかし、その図面はとても見ごたえのあるもので
思いや、試行錯誤の様子や、氏の誠実さや、時代背景など
雄弁に語っています。

今回発表をして、いくつかの質疑も受け、同じように日本近代建築の研究をしている方や
研究課題が少しクロスしている方など、リアクションも実感することができました。

これからも その3、その4、と進めていかなければと実感した日でした。
やはり、ひとつの研究が繋がっていって体系が作られていくと思えることは
研究のひとつの大きなやりがいです。


しかし、まあ、仕事と相談もしながらですのでスローテンポになることは否めませんが
自分がやれることをあきらめないでやっていきたいと思います。



あーでもやっぱり、飛行機は苦手です。
# by unarchism | 2006-09-13 11:46 | その他

キヅキプロジェクト プレオープン!

7月23日、フジプルーフという八代高専OBの社長の呼びかけで、八代高専・崇城大学・建築家の集団で 産学共同研究としての“キヅキプロジェクト”というものが始動しました。

2年練ってこられて、私は途中から誘われて参加しています。

概要としては、
設計から建設まで、建主と共同作業や対話をしながら一緒に気付いていきながら一緒につくっていくことで、もっと納得いく愛着のアル家をたてましょう。
というものです。

メンバーはほとんどが教員の方で、それぞれの考え方や作風がわかるように、計画案を展示しようということで2案ずつくらいパネル展示しています。

当分は、このパネルをできるかぎり更新しながら発信していくことになりそうです。

まだ、具体的なプロジェクトがあるわけではないので
試行錯誤になるとは思いますが、
新しい形の設計課程が成立するのかしないのか
ある意味とても楽しみです。

私は、設計業が職能ですので、
なかなか先生達とは意見が異なることもあるのですが
そこが面白いとも思いますので
これからを期待したいと思います。

本格的なオープンを近々することになると思います。
そのときはまたご報告したいと思います。
# by unarchism | 2006-07-26 11:25 | キヅキプロジェクト

一級建築士制度の改正

改正されると発表されましたが、まだ具体的内容は決まっていないようです。
更新制にするだとか、現在の一級建築士をさらに絞っていくとか、専門分野の資格をつくるとか
いろいろありますがいろんな情報が横行していて判断しかねます。
とにかく、現状より、よりよい制度になり、より職能や責任が明確になることを望みます。

ただ、なかなか理想的な制度が容易に確立できるとも思えないのも否めません。
建築を生業としている人には様々な形態があり、専門があるからです。
そもそも一級建築士はその専門へ入る前の最低限の建築知識のモラルのようなものです。
しかし、その建築士は多大な責任を負うことになっているのも事実です。
そのギャップは、今回を機会によりよい方向へ改善されるのでしょうか?

建築士制度というのはかねてから問題視されてきたことですが、
今回の耐震偽装事件がきっかけというのが
物事の本質がずれそうな気がしてなりません。
今回の問題を冷静に分析して、今回の問題だけじゃなく全体的な、
日本の未来にとって良い方向になるように、改正されるべきです。
# by unarchism | 2006-07-05 14:50 | その他

URマンション

このニュースを見たときは驚愕でした。
URマンションのある物件の耐震強度が基準の58%だったというニュース。

旧都市基盤整備公団 その前は住宅公団でしたか。
私も独身の頃、実は住宅公団の賃貸に住んでいました。

改めてUR都市機構のHPを見ると、私の住んでいた団地は
耐震改修が必要な建物ということで診断されていました。
新耐震設計法以前の構造計算によるものなのでそれは仕方がないのかもしれませんが。

今回のは比較的最近の物件のようです。
それも分譲マンションです。
さらには、公団は確認申請がが免除されている公的機関なのです。

構造計算書も紛失していたようで、なんだか再々計算の結果判明したそうですが、
お粗末すぎます。


アネハさんのことは、
私のまわりではジョークで用いられる程ありえない話だと笑い飛ばせるくらいですが、

これはちょっと笑えません。



住宅公団は、戦後の高度成長期の人々の生活をささえた“団地”を
都市計画規模で作り上げ、切り開いてきた国の重要で唯一の機関です。
建築基準法もこの人たちが作り上げてきたといっても過言ではないのに
その機関がこれですか‥ 憤りを通り越して悲しいですね。


これからはやはり、名前や業歴や企業規模だけでは判断できないということでしょうか。
賢くならなければいけないのは間違いありません。
やはりいくら公団でも、保管しなければならない計算書を多数紛失し、
施工欠陥も多数みつかり(監理をしっかりやれていないということです)
ということであれば、疑うべきなのです。

URマンションだから

性能保証がついているから

大企業だから

ということは
何かあった時に必ずしも助けになるものではないことに
気付くべき時が来ていると思うのです。



改めてそう叫びたい事件です。
# by unarchism | 2006-06-03 01:02 | その他


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