
パッシブリフォームをおすすめしています。
ある築20年の住宅は、もう屋根や外壁などいろんなところに手を入れないといけない状態でした。
内部には、結露による内装材の浮きやカビあともあり、
冬の内壁温度が非常に低く、心地悪い状態であることは容易に想像できました。
『家に帰ってきても快適ではないが、どこもそういうものなんだと思っていた。』
と、オーナー談。
日本の省エネに一躍買っているのは、我慢の美学だといいます。
エネルギー消費の上位を占めるアメリカやヨーロッパの国々と比べると
省エネ対策がまだ不十分な日本のはずなのに、エネルギー消費量はそれほど高くありません。
欧米では一般的な(日本でも北国では一般的ですが)全館空調ですが
日本は基本的には部分空調です。
身近な所だけ暖める。
そうですよね、だって家の断熱気密は不十分で 暖めたはなから逃げていきます。
そういうもんなんだ。
昔はもっと寒くても平気だった。
もう少し着込めばしのげる
確かに、日本的な 足るを知る精神はすばらしいです。
しかし、断熱や気密を正しく行うことで
ロスが少なく、少しの熱源で長く暖を取れる。
夏であれば、日射を遮り無意味に建物を温めないで風の通りを促すことで
自然環境を有効に利用して循環の良い家が叶うのです。
それは、自然の豊かな日本だからこそ享受できる循環だと思うのです。
既存住宅にこそ改善を加える意味があります。
改修の時期がきている住宅はほぼ全て断熱気密通気が不十分です。
新築住宅を省エネ化するだけでなく、
5000万戸といわれる既存住宅ストックを省エネ化することが
環境負荷の少ない資源循環、社会的資産の向上のために
大変貢献することになります。















